「セミオーダーメイド・インソール」と「フルオーダーメイド・インソール」の違い

「セミオーダータイプ」と「フルオーダータイプ」のインソールの違いを説明したいと思います。

目次

セミオーダーメイド・インソール

セミオーダーメイド・インソールは、シダス社の「フラッシュフィット・インソール」で、熱成形・非成形でも使えますよ。という位置付けとなります。

足楽には、スパイク+、アクション+、マルチ+のラインナップがあり、シューズサイズに合わせてXS、S、M、L、XLから選び、熱成形してお客さまの足に合わせてお渡ししています。

  • 短時間で出来上がる
  • 素材の形や大きさ、硬さなどが選べない
足と靴に合ったモデルとサイズを選び、ある程度の形状が出来上がっている状態から熱成形して足に合わせてゆきます。

フルオーダーメイド・インソール

シダス社のメディカル部門に位置するインソールで、複数あるシート状の素材から選択、カットして貼り合わせて作製してゆきます。

  • 足の特徴と使用目的、靴に合わせて、素材の厚み、形や大きさ、硬さを選べる
  • 作るのに時間が掛かる
複数あるシート素材から足と靴、使用目的に適した素材を選択
シート状の素材から足に合わせてカット
素材を貼り合わせて熱成形の作業にすすむ
熱成形して出来上がり

もっと細かく説明します

セミオーダーもフルオーダーも形状は同じようになるのですが、一番の違いは「フルオーダーメイド・インソール」の方は複数あるシート素材から、大きさと硬さ・厚みなどを選んで作製してゆく事が出来ることです。


同じ足のサイズでも人によって土踏まずまでの長さが異なります。

例えば26センチの靴の場合、「セミオーダーメイド〜」だとMサイズから作るのですが、足によって土踏まずまでの素材(足ゆびの付け根までの素材)が長すぎたり、短すぎたりする事があります。

シューズサイズに合わせると「M」だけど、土踏まずまでの素材の大きさは「S」が良いなどの場合もあるのですが、「セミオーダーメイド〜」はこの素材の大きさ(足ゆびの付け根までの素材)を調整する事が出来ません。

対して「フルオーダーメイド~」は自由自在に適切な大きさの素材を組み込む事ができます。左右の足の大きさが違う場合などでも問題がありません。


また扁平足とハイアーチ、体重によってインソールの素材の硬さを変えるべきなのですが、「セミオーダーメイド~」は変えられません。

対して「フルオーダーメイド~」は自由自在に適切な硬さの素材を組み合わせる事ができて、例えばタコや魚の目がお悩みの方は、柔らかい素材のインソールを作製することもできます。

フルオーダーメイドのインソールは素材の組み合わせパターンは無数にあります

まとめ

当店では成長期のお子さまにはセミオーダーメイドのインソールを提案させて頂いていますが、殆どのお客さまが「そんなに値段も変わらないから※」とフルオーダーメイドのインソールを選択されています。※2,000〜3,000円の違い。


ご新規のお客さまの場合、カウンセリング〜お渡しまで2時間ほど要する場合もありますが、お客さまの足を使って作業をしたりと何もせずに座って待っている訳ではなく、その時間にお客さまとの会話の中で”インソール以外の有益な情報”をお伝えする事もあるので、このコミュニケーションの時間も良いと思っています😀


お読み頂きまして、ありがとうございましたm(_ _)m

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